HP 大判プリンターフェア 2010/2011


11/16 東京から始まった「HP 大判プリンターフェア 2010/2011」
に参加してきました。来月発売開始の新製品が展示されていました。

【新製品その1】
世界初All-in-One大判プリンター
Designjet T2300 eMFP

今まで大判プリンターにスキャナーをセットした製品はありましたが、
この製品は完全に一体化。電源、LANが1本ずつのかんたんセットアップ。
誰でもすぐに使えそうな設計です。

操作は本体正面右側のタッチスクリーンを使います。
トリミングや補正等の細かい操作は出来ませんが、
ここは上位機種と区別して、機能よりかんたん操作をとったとのこと。

そして驚くべきが価格。100万円を切る998,000円(メーカー希望小売価格・税抜)。
B0サイズ、カラーでコピー、スキャンが出来てこの価格です。
またベースとなっているプリンターDJ T1200にプラス10万でスキャナー付と考え
ても、かなりのコストパフォーマンスだといえます。

【新製品その2】
HP Designjet T7100 シリーズ

4000シリーズに代わるTシリーズのハイエンドモデル。
まずなにより印字スピードが新記録のA1 15秒。
LEDプロッタとほぼ同等といってもいい領域にきました。
価格はそれの約半分です。
ヘッド幅は従来通りですが、キャリッジスピードを上げることにより
このスピードが実現できたそうです。
品質も一般的な線画であれば充分“使える”レベルです。

そして用紙セットが格段に向上。標準でダブル、オプションでトリプルロールになります。
本体前面に「リボルバー」と呼ばれるパーツがあり、
ここにまさにピストルに弾を装填するような形でロール紙を取り付けます。
スピンドルはありません。
用紙のスキューチェックも従来機より早く、メーカー純正紙では
付け直しはほとんど行わずにすんでいるそうです。
「プロッタは用紙取り付けが職人技」
と言われていた時代からかなり進化しています。

【新製品その3】
HP Designjet Z6200 フォト シリーズ

Z6100のマイナーチェンジ版といっていいでしょう。
いちばんの変更点はインク。レッドが追加になり、シアンがなくなりました。
これによりポスターでニーズのあるいわゆる「キンアカ」の再現性を上げたとのこと。
スピードも向上。また用紙取り付け方法はZ6100の後に出たL25500のノウハウが
取り入れられています。

詳しくはメーカーwebサイトを
 → http://h50146.www5.hp.com/products/printers/designjet/promo/2010new/

またイベントはこの東京を皮切りに全国19箇所で開催予定です。
 → http://h50146.www5.hp.com/products/printers/designjet/event/fair_2010/