「PAGE2010」を訪問しました

先日、サンシャインシティコンベンションセンターTOKYOで
2010年2月3日(水)-5日(金)に
印刷会社、新聞社、出版社、広告代理店、IT系企業、デザイン会社を対象に行われた
「PAGE2010」 を訪問しました。

「新生グラフィックビジネス」をテーマに
サンシャインシティコンベンションセンター文化会館の2〜5階を
まるまる使った、大規模なものでした。
我々が関わるところとして大型プリンターを
中心に回りました。

水性顔料大型プリンターの
Cannon様
「 iPF8300」「iPF6350」
2月中旬の発売予定のものの実機が見れました。
「ipf8300」はB0サイズ、「iPF6350」はA1サイズのもので
従来のものとの一番の違いはインクだという話でした。
全12色のインクの色域を高め、
プルーフ印刷(出版物などを本印刷を行う前に印刷して
色味などを校正するテスト印刷)に対応したモデルのようです。

EPSON様
EPSON様もプルーフを得意とした「PX-H10000」「PX-H8000」を
展示されており、「PX-H10000」はオプションで分光測色器を
セットすることができ、測色と色修正をすることができます。
我々が使っている「ONYXRIP」に対応した「PX-20000」は
今回は展示されていないのが残念でした。

そして、看板、サイン系向けの大判プリンターとしては
UVプリンター(紫外線でインクを定着させるプリンター)が
大半をしめていました。
以前、展示会を訪問させていただいた
ローランド様
「LEC-330」
イーエフアイ様
「EFI VUTEk QS2000」「EFI Rastek H650」
イーエフアイ様は自社でRIPソフトを開発されており、
扱いやすそうなRIPでした。
日本製図器工業様
「durst」
プリンターだけでなく、CADソフト、カッティングマシンと
トータルに開発されており、展示物のテーブルやカタログ入れなど
厚手のものをそのまま印刷、加工されていました。
■ディリージャパン様
「NEO TITAN」
RIPソフトを選択でき、ONYXソフトもその中に
入っておりました。

その他にも様々なUVプリンターが展示されており、
今の主流を感じさせるものでした。
そして
日本HP様
ラテックスプリンター「HP Designjet L25500」は、
やはり注目度が高く、
実機に近づくのも難しいほどの盛況ぶりでした。
サンプルもペットボトルのラベルやフィルムや製本など
ユニークなものが展示されており
印刷品質も発色がよく発売が楽しみなものです。

前年は150以上の企業が参加されており
3日間トータルで7万人を超える来場者数とのことで
今回も普通に歩くのも困難なほどの盛況ぶりを見せていました。
最終日のみの参加となり、
とても一日でじっくり見て回れるものではないほどでしたが
大判プリンターを中心に最新の印刷技術の主流にふれることができました。